大賞に信濃毎日の「連載・鍬(くわ)を握る 満蒙開拓からの問い」
2024年度第30回平和・協同ジャーナリスト基金賞決まる
平和・協同ジャーナリスト基金は2024年11月29日(金)、今年度の第30回平和・協同ジャーナリスト基金賞を発表しました。応募・推薦作品74点(活字部門30点、映像部門44点)から入賞作を8点(基金賞=大賞1点、奨励賞7点)選びましたが、基金賞=大賞を受賞したのは信濃毎日新聞社報道部取材班の「連載・鍬(くわ)を握る 満蒙開拓からの問い」でした。
基金賞(大賞)=1点
- 信濃毎日新聞社報道部取材班の「連載・鍬(くわ)を握る 満蒙開拓からの問い」
奨励賞=7点
- 井上靖史・北陸中日新聞社報道部記者の「東京都が非公開としてきた東京大空襲の証言映像に関する報道」
- 宇城昇・毎日新聞社会部専門記者の核兵器廃絶運動に関する一連の報道
- 笠井千晶監督のドキュメンタリー映画「拳と祈り―袴田巌の生涯―」
- 隈元浩彦・毎日新聞熊谷支局記者の「関東大震災・朝鮮人虐殺を巡る一連の報道」
- 花房吾早子・朝日新聞大阪本社社会部記者の核兵器廃絶運動に関する一連の報道
- ジャーナリスト・吉永直登さんの「忘れえぬサイパン1944―日米兵と民間人の目で描いた戦いの真実」
- 琉球新報統合編集局暮らし報道グループの「『歩く民主主義100の声』と『国策と闘う』」
贈呈式は12月7日(土)午後1時から、日本記者クラブ大会議室(東京・日比谷の日本プレスセンタービル9階。地下鉄霞ヶ関駅下車)で開きます。一般の人も参加出来ます。
基金賞応募・推薦作品は74点でした
2024年度の第30回平和・協同ジャーナリスト基金への応募・推薦は、10月31日をもって締め切りました。その結果、74点の作品が寄せられました。内訳は活字部門30点、映像部門44点です。